就活について② ESと面接
ESや面接では限られた時間や文字制限の中で伝えなければなりません。
そこでESと面接のアドバイスをします。
ES:
一番いいのは「何度も書いて何度も添削してもらうこと」
これに尽きます。大学の就職課よりも企業のOBやリクルーターの方が的確な回答
をしてくれると思います。
とりあえず重要なコツ
①フレームワークを作っておく
②1テーマ1文で書く。
③必ずクラウドで管理する
④具体性・論理性・一貫性に注意
それぞれ解説します。
>①のフレームワークですが、目的、動機、困難、解決、学んだこと
この5つのテーマを順に書くと、簡単にかけるということです。
例
よくある居酒屋のアルバイトで売上向上させた話。
⑴目的 私は居酒屋のアルバイトで売上向上を目指しました。
⑵動機 なぜなら ●● と感じたためです。(ここは思考特性が一番現れやすいです
したがって、上昇志向やグローバル思考をPRすることはマストです。)
⑶困難 しかし、●●ということで●という困難にぶつかりました。
⑷解決 ここで私は●●を提案することで●●という困難を解消しました。
⑸学んだこと この経験から●●を学びました。
ESの文字数によってフレームワークの項目は調整してください。
特に困難→解決というプロセスは最も重要なので
(3)困難
(3')分析
(4)解決
というように分けると良いです。
例
(3')分析
~~~~の原因を分析したところ
①Aが〜〜〜〜〜
②コストが〜〜〜〜
③従業員の士気が〜〜〜〜〜
と分析しました。
(4)解決
(1)は〜〜〜
(2)は〜〜〜〜〜
(3)~~~~~
というアプローチを踏みました
(コツ)分析して分解した要素は3つまでにしましょう。
(4つ、5つは面接官が把握しづらいため)
>②なぜ1文で書くのか。
その理由は面接はESをベースに進められることが多いためです。
自分が話している途中で面接官側から質問されることがあります。
その際に一項目一文であると自分でもどこを質問されているかわかるため
非常にこの戦法は有効です。
>③クラウドで保存する。
よく就活生の腰を重くしているのは最初に書くESです。
しかし、ESは一度書けば他の企業に使いまわせます。自己分析も
徐々に減っていきます。したがって、OneDriveなどでESを保存し、管理していると手間が省けて効率が良いです。
>④ 具体性・一貫性がないと嘘っぽくなります。
売上をあげた話 A地区13店舗中3位になった。
勉強した話 ●●ヶ月で△△冊読んだ。
このように具体的に書くだけで説得力が違います。
論理性は飛躍に気をつけましょう。
特に起きやすいのは
分析→解決の部分。
本当にその困難の原因は正しく分析できているか?
しっかり考えましょう。これはコンサル志望やコンサルのリクルータなどに
添削してもらえばかなりフィードバックが貰えると思います。
面接:
面接を成功に導くポイントは基本的に以下の5つのみです。
①好印象を与える
②面接官の質問の意図を理解できる
③面接官の質問に適した回答ができる
④分かりやく話せる
⑤ありえないミスを減らす
解説します。
>① 面接は基本的には印象で決まります。印象とはそれだけ合否に左右します。
顔だけ向けて話すのは失礼→体ごと向けて話しましょう。
そして目を見て話す方が「知的に見えます」
この類のテクニックはやはりメンタリストのDaiGoさんの本がオススメです。
>② 自己分析が出来ていない可能性があります。自己分析の説明の記事を良く読んで実践してもダメならば、あらかじめどんな質問が来るか知っておくという方法があります。
面接による質問のテンプレートを把握したい場合は
こちらに書かれている質問事項をWordに記入して
徐々に埋めていきましょう。自己分析も捗ります。
>③ いわゆる的はずれな回答をする就活生です。緊張する人にも多いのでコミュ力が高い人でもパニクれば起こりえます。
緊張は場数をこなすしかないです。インターンシップや早期選考の企業をひたすら受けてみてください。
聞かれたことに対して適切に返すのは英語に直してみるといいです。
Do you と質問されたら回答はYes/No がこないとおかしいですよね?
同様に日本後も質問を英語に直してみると答えやすくなります。
またWhen と聞かれてるのに足して、時だけでなく、場所まで答えるのは不適切です。
聞かれたところだけ的確に答えましょう。
>④ これは自分で動画撮影して、練習すると良いです。友達に見てもらうとかもいいと思います。
>⑤ 誰もが陥るミスというものがあります。以下の本はその類のミスを網羅してくれてます。
たとえば
御社の人の良さに惹かれました。みたいな志望動機は危険です。
大きい会社なら全く説得力はないと思います。
〇〇という理由から3社を志望して、その中でも最も人が良かった御社を志望しました。このように最後の押しになら使えると多います。
(もちろん具体的に何人に会ったとか、インターンシップに参加したとか、理系ならどうして推薦で受けなかったのか
など質問はされると思います)
こんな感じで面接で陥りやすいミスについて上述の本は網羅してくれています。
その他の本:
ちなみにES対策本は長いし、胡散臭いのが多いのでオススメしないです。
何冊も読みましたが最終的には1冊に絞って、それを毎回読んで把握する時間も
就活生にはないため、ESは上述したコツに社会人からの多くのフィードバックを
もらうことで成長してください。
1冊だけ不安を解消のために進めるとしたら
この本をオススメします。
とにかく読むことより書くことが大切です。
読むことに走って現実逃避する就活生をたまにみましたが、
行動しましょう。時間は限られています。
以上です。
次回はテストセンターについて解説します。